第64回日大スポーツ医学勉強会を終えて

第64回日大スポーツ医学勉強会を終えて

今回は『治療対象としての筋膜』をテーマに据えて行われた。筋膜性疼痛症候群が運動器エコーの発展普及のタイミングと重なり急速に注目を集めている中での開催となった。今回主催者側の立ち位置として、この分野の初診者というところでプログラムを構成した。日大整形の駿河誠先生に、まずあらゆる治療者の共通の絶対的基本知識として"Fascia"の言葉の意味・概念とその解剖を解説していただき、垣見PTからは、日本における現時点での筋膜にアプローチしている数多くの治療方法の現状を報告してもらった。スペシャルレクチャーでは、富樫PTから"筋膜マニピュレーション"の紹介と当院での導入事例を発表頂き、トライデントスポーツ医療看護専門学校の 銭田先生には『超音波エコーと臨床的触診を活用した筋筋膜性疼痛症候群の評価・保存療法』と題して鍼治療との関連や応用も含めてご講演いただいた

大変注目されている分野でもある為、参加者も110名を超えて、白熱した議論が交わされた。しかしまだ解明されていない分野でもある為、驚きと疑問が聴講者の頭の中に溢れたものと感じられた。しかし、スポーツ選手を始め高齢者やこれまで治療法がなかった症状にまで応用できる可能性を高く秘めた内容であり、非常に有意義な会となり終了することが出来た。