東京千代田区の日大病院スポーツ整形外科外来が成人の肘関節障害を解説します

成人の肘関節障害

<成人の肘関節障害の症状>
大人の人の肘関節の痛み
<成人の肘関節障害の原因>
成人の肘関節障害として変形性肘関節症があります。これは肘に長期間過度な負荷を加え続けた結果であると言えます。当院でプロ野球投手の肘関節を調査したところ、入団当初の選手には肘関節の関節症性変化はほとんどないか軽度であるのに対し、ベテラン投手には高頻度に関節症性変化が見られました。しかし、好成績をおさめる選手にも肘関節の高度な関節症性変化を有する場合もあり、十分なコンディショニングやケアーにより競技レベルを維持することが可能だということが分かりました。上記の投球系の選手のみならず格闘技選手にも変形性肘関節症を有する場合が多くあります。格闘技選手の場合、相手を引き付ける動作や関節技などで肘に過度な負担をかけていることが考えられ、関節症性変化の発生部位も微妙に投球系の選手と異なっているようです。いずれにしても変形性肘関節症が進行すると、肘関節の可動域制限や増殖した骨棘の折損による疼痛などが出現します。
<成人の肘関節障害の治療>
保存療法で改善しない場合には、鏡視下(あるいは観血的)に骨棘切除や滑膜切除などの手術療法が選択されます。