スポーツ整形に関するQ&A

Q&A

Q.01私は、リクリエーションレベルでテニスを行っていて膝を痛めたのですが診察はしてもらえるのですか?
A.01トップレベルのアスリートばかりでなく、あらゆるレベルの患者さんに対応いたします。
Q.02前十字靭帯再建の手術にはいくらかかりますか?
A.02手術費用・麻酔費用と入院費をあわせて約36万円くらいです。
その他に治療用の装具代がかかる場合もありますが、健康保険が使えます。
Q.03半月板の手術にはいくらかかりますか?
A.03手術費用・麻酔費用と入院費をあわせて約7.5万円くらいです。
Q.04入院期間はどれくらいですか?
A.04手術翌日から動ける場合がほとんどで、無理をすれば3日くらいで退院もできます。しかし痛みや、術後のリハビリへの通院、不便さを考えると、1~2週間くらいの入院をされる方が多い様です。また病室から通学、通勤される方もいます。(手術の種類によってはもう少し長期間になる場合もあります。詳しくは主治医と相談ください。)
Q.05スポーツの試合に出られるようになるにはどのくらいかかりますか?
A.05トレーニングの量・質などにもよりますが、当院では、膝ACL再建の場合は手術して日から9ヶ月を目標にしています。肩反復性脱臼は6ヶ月です。
Q.06大学病院によっては手術のみで、術後のリハビリはやらないというところがありますが、リハビリもやってもらえるのでしょうか?
A.06当院では、基本的に術後のリハビリは当院で行います。遠方の方、時間がとれない方でほかに御希望の施設がある場合には、紹介してリハビリをお願いすることもできます。ただし、十分にリハビリの経験がある施設に限らせていただきます。
Q.07小学生の息子が少年野球をしています。投げすぎはいけないといわれていますが、もっと練習したいときはどうすればよいのでしょうか?
A.07球数以外にも、投球ホーム(ピッチャー以外も)も重要です。投球数は全力投球で小学生は50球/日、200球/週(試合を含)、練習日数は3日/週、2時間/日を超えない事が推奨されています。(日本臨床スポーツ医学会)
しかし、現実には簡単にこれは超えてしまうと思います。特に投げすぎでない、週二回程度の練習の選手にも肘をけがして来院する子供がいます。基本的に子供たちの野球は、肘や肩を痛める危険が多いということを意識して、常時"肘は痛くないか?"とチェックすることが大切だと思います。少しでも痛ければ、すぐにスポーツDrに相談することが重要です。早い段階であれば、大抵は少しの休息で改善します。
Q.08近所の医院で、しばらくはボールを投げないようにいわれましたが、投げ方の指導まではしてくれません。本を読んでもよくわからないのですがどうしたらよいですか?
A.08当院のスポーツ整形外来では、野球肘・肩の治療の際に、肩・肘に負担のかからない投球フォームの指導も行っています。